筑波大学と桐が丘特別支援学校のコラボで作られたアプリ「iPolyFactor」「Planner」

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昨日は筑波大学附属桐が丘特別支援学校の公開講座でした。
http://www.tsukuba.ac.jp/education/extension/education.html
肢体不自由児の学校教育におけるICT活用
ここ数年、こちらに参加させてもらうと私自身が学ぶことが多く、とても参考になっています。

現場にいるということ


ただ、昨日については、業務が立て込んでいることもあり、午前中だけ参加させてもらい午後は職場に戻りました。
そんなバタバタでしたが、カウンターパートの白石さんから貴重な情報をいただきました。
以前、紹介したこの記事。

ASCIIより「iPadアプリで可能性が広がる、筑波大学と附属桐が丘特別支援学校の共同プロジェクト」


この様子が、Podcastに紹介していますよと紹介してもらったのです。
https://itunes.apple.com/us/podcast/special-event-ipadga-bianeru/id1106192044?mt=2
映像版と、音声版があります。
白石さんは肢体不自由のある生徒がiPadを使うメリットとして次の5つの点を挙げていました。

持ち運びのしやすさ
すぐに起動して使える手軽さ
デザインが統一されていてシンプルで直感的に操作できる
セキュリティー面での信頼性
さまざまな障害に対応したアクセシビリティ機能が備わっていること

なるほどと、感じるものばかりです。これから、講演で使わせてもらいますね。
さて、この活動では大学とコラボして以下のアプリが作られていました。
https://itunes.apple.com/jp/app/fraccalc/id883573032?mt=8
https://itunes.apple.com/jp/app/ipolyfactor/id1087209407?mt=8
https://itunes.apple.com/jp/app/planner/id1087218282?mt=8
ここで、開発に関わった三浦さんが以下のような興味深いことをお話しされていました。

一般の企業ではできない局所的なニーズに応えていく

とおっしゃっていました。
私は高専との共同研究をやっているのですが、それもこのコンセプトに通じるものがあるなと感じます。
最後に、ユーザーとしての桐が丘の生徒さんが2つほどアプリをつって欲しいと言っていました。
1つは、iPhoneをiPadのキーボードにできないか、2つめは構音障害のある人でも音声認識できないかということでした。
後半の話では、以前こんなアプリを紹介しましたが

話者の音声を登録してスムーズな言葉に変換するソフトが凄い


siriの機能で、これができるといいですね。

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